Raspberry pi に接続していた USB HDD が調子悪いので色々と対応してみた(未解決)

Raspberry pi でサーバ運用を始めて約 2 年。 どうにも最近 Raspberry pi に接続している USB HDD の調子がイマイチだったので、 その対応を行なった。 ただし、未解決。。。 ここでは、その対応の記録を残す。 症状と作業内容 不調の症状は以下。 「HDD のファイルを Read すると、不定期に iowait が増大し、最悪数秒程度止まる。」 ちなみに usb hdd は、 バスパワーではなく AC アダプタ付きの USB HDDケースを使ったもの。 なので「電流が足らない」ということではないはず。 念の

actix-web (Rust の web フレームワーク)

Web サーバを作成するにあたり actix-web を使ってみたので、 初心者の目線から見た感想など。 actix-web 世の中には言語ごとに様々な web フレームワークがありますが、 actix-web は Rust の web フレームワークです。 なんで actix-web を選んだのかと言えば、「Rust を使いたかった」から。 Rust は数年前に話題になったときに、どんなもんなんだろう?と、 チュートリアルと簡単なツールを作っただけで、それ以降触っていなかったので、 そろそろちゃんと触っておこう、と思ったのが

Golang の WASM (JavaScript の非同期処理 async との連携)

go の wasm と、JavaScript の非同期処理との連携についてです。 基本的な go の wasm と JavaScript 間のインタフェースについては、 以前のネタを確認してください。 ../2022-09-19-go-wasm go の wasm の非同期処理 複数の goroutine を利用したプログラムを wasm に変換すると、 GOMAXPROCS=1 を指定した時と同じ動作になります。 つまり、複数の goroutine を起動させても、 複数の goroutine が同時に動作することはなく、 ある瞬間にアクティブになる goroutine は 1 つだけということです。 これは前回のネタでも書いたことです

FDM 3D プリンタのスライス設定と STL エラー対策

今回も引き続き 3D プリンタ系の話です。 3D プリントの出来 3D プリントの出来は次の要素で決まります。 3D プリンタの性能 フィラメントの性能 スライサーの性能、パラメータ どんなに良い 3D プリンタやフィラメントを使っても、 スライサーの性能が悪い、 スライサーのパラメータの設定が正しくない場合、 意図したプリントは出来ません。 Ultimaker cura 3D プリンタでオブジェクトをプリントするには、 3D オブジェクトを積層データ形式に変換する必要があり

100 均で作る超お手軽・安価な 3D プリンタ用フィラメント除湿・送出・保管ボックス

今回は珍しくソフト系のネタではなく、3D プリンタ系の話です。 FDM 式は面倒が少ない 3D プリンタを購入するにあたり、事前に色々と調べた結果、 光造形式ではなく FDM 式にしました。 FDM 式を選んだ主な理由は 「面倒が少ない」 です。 光造形式の洗浄・二次硬化はどうしても面倒に感じました。 またそれ以外にも光造形式の以下の点が気になり、FDM 式を選択しています。 レジンの匂い 多くのレジンが無駄になってエコ(economy,eco