Raspberry pi イメージのバックアップ

家で運用している Raspberry pi サーバイメージのバックアップを shrink するのに どうするのが良いのか調べていたら、 https://github.com/Drewsif/PiShrink を使えばいいだけだということが分かった。 事前に raspi の sdcard イメージファイルを作って、 それを以下のように実行すれば ok. $ sudo pishrink.sh sdcard.img これを実行すると、次が行なわれる。 指定のイメージファイル内の /etc/rc.local が /etc/rc.local.bak にバックアップされる 指定のイメージファイル内の /etc/rc.local に、以下を実行するスクリプトが作成される。 shrink させたファイルシステムを expand する

M5stack(ESP32) で Bluetooth(btstack) の機能を利用する際の注意点

M5stack の公式 Web サイトを見ると、 M5stack の開発環境は以下のものが挙げられています。 <https://docs.m5stack.com/en/platform> UIFlow Arduino Camera Series Micropython .NET nanoFramework これらは、ソフトウェアを簡単に開発することにフォーカスされていて、 Bluetooth を制御する API の充実度は低いようです。 上記の開発環境で提供されていない Bluetooth の機能を利用するには、 ESP32 の official SDK の esp-idf か、 汎用的な Bluetooth Library の btstack を使う必要があります。 M5stack で Bluetooth の機能を利用するアプリを開発する場合、 その機能がどの開発環境で提供されているかを調査し、 その中

OS に依存しない Bluetooth キーボードのキー入れ替え (M5stack版)

前回 Raspberry pi zero w 版の keyboard remapper に引き続き、 M5stack 版の keyboard remapper を作成しました。 M5stack は、 Raspberry pi zero w と比べて以下の長所があります。 モデルによっては小型軽量 基板が剥き出しになっていない 今は Raspberry pi より入手性が良い 消費電力が 1/5 以下 本体に汎用的に使えるボタンが付いている モデルによっては、本体にディスプレイが付いている 一方で、以下の短所があります。 ROM/RAM が圧倒的に少ない 独自 OS で、開発環境が限定的 情報が少ない 環境構築に時間がかかる 動作確認には

HID Keyboard の Key スキャンコード

普段、何気に使っている keyboard。 このキーボードがどのように動いているか。 そして、カスタマイズするにはどうすれば良いかを簡単に説明していく。 キーボードと OS の役割り USB で定義される HID keyboard の各キーには、 スキャンコードという値を割り振られています。 keyboard は、キーが押下された時にこのスキャンコードを PC に通知します。 そして、PC はそのスキャンコードを受け、どのキーが押下されたかを検出します。 ところで、キーボー

Hardware Keyboard Remapper(OS に依存しないキーボードのキー入れ替え)を作った

皆さんはキーボードのキーを入れ替えてますか? キー入れ替えのメジャーな用途は、 Ctrl キーと Cap Lock キーの入れ替えでしょう。 そのような人は、 「OS のキー入れ替え設定」するのが新しい PC セットアップ時の手順の一つに なっている人も少なくないでしょう。 しかし、「OS のキー入れ替え設定」が常に出来るとは限りません。 例えば、共有 PC を使うケースや、 そもそも OS がキー入れ替えをサポートしていないケースなど。 そのような時に使うこ